
ムクナ豆は、最近注目を集めている健康食品です。ムクナ豆には、L-ドーパという成分が含まれており、この成分は脳内のドーパミンという物質の合成に関与しています。ドーパミンは、人間の行動や気分に影響を与える神経伝達物質の一つであり、ムクナ豆やL-ドーパが健康に与える影響には、多くの研究がされています。今回はその効果や摂取方法について解説していきます。

ムクナ豆とは?

ムクナ豆は、写真のようなつる性のマメ科植物で、一粒から大きく成長して3~20mくらいの高さになります。春に種をまき、夏に育ち、一つの花房から何本ものさやが実ります。
ムクナ豆はとても成長速度が速く、地面を覆いつくすほど広がっていきます。また、土地を選ばず生命力がとても強いため、肥料を与えなくてもどんどん育って繁殖していきます。
ムクナ豆の有効成分 L-ドーパとは?

ムクナ豆には神経伝達物質であるドーパミンの材料が含まれています。その名を『L-ドーパ』と言います。豆類に含まれていますが、ムクナ豆には特に多く含まれています。
L-ドーパを摂取した後、体内でドーパミンに変換されます。このドーパミンが脳への重要な役割を持っているのです。
ムクナ豆の効果効能とは?
精神的な健康への効果
L-ドーパは、脳内のドーパミンの合成に関与しているため、精神的な健康の改善にも研究されています。特に、うつ病や不安障害などの精神疾患に対して、L-ドーパを含むムクナ豆が使用されることがあります。
パーキンソン病への効果

ドーパミンには『パーキンソン病への効果』が期待されています。パーキンソン病は、運動症状でふるえや転びやすくなったりする病気で、主に50歳以上で起こる病気です。40歳以下で起こる方もあり、若年性パーキンソン病と呼んでいます。パーキンソン病はドーパミンの生成量が減少してしまうことで、脳からの指令が筋肉に十分に届かずに運動機能に障害が発生しまうのです。
そこで、ドーパミンを増やす『ムクナ豆』がパーキンソン病への期待の星となっているのです。
睡眠の改善
L-ドーパは、メラトニンの合成にも関与しており、睡眠の改善にも効果があるとされています。睡眠は、身体にとって重要な回復や修復の時間であり、十分な睡眠をとることは健康にとって非常に重要です。
抗酸化作用
ムクナ豆に含まれるL-ドーパには、強力な抗酸化作用があることが知られています。抗酸化作用は、体内の酸化ストレスを軽減し、細胞の老化や病気の発症を防ぐために重要です。
ムクナ豆の摂取量は?
1日の摂取量は豆で3~6粒程度で、1日3g程度が目安になります。
ただ、大量摂取すると副作用が起きる可能性があり、特に妊婦さんは摂取を控えないといけません。
まとめ
いかがだったでしょうか?ムクナ豆にはドーパミンの材料のL-ドーパが多く含まれていました。
特に、ムクナ豆から得られるL-ドーパには、パーキンソン病の改善や精神的な健康の改善、睡眠の改善、抗酸化作用などの効果があることが知られています。しかし、L-ドーパには副作用もあるため、使用する際には医師の指示に従うことが重要です。効能が強いため過剰摂取や特に妊婦さんは気を付けましょう!

