ホトケノザの出現は畑の環境を示す良いサイン?除草による畑の健康維持について

初めまして、新人農家の久保です。先日、農業の専門家に畑を見ていただいたところ、『ホトケノザ』が生えていることを喜ばれました。当時、良い畑とは何か疑問に思っていましたが、最近自分でも畑を始め、ホトケノザが生えていたので『雑草』と思われがちなこの草について詳しく調べてみました。

その結果、予想外にもホトケノザが生えている場所は作物を育てる栄養がある畑であることが分かりました。新人の農家の方々にもぜひ知ってほしいと思い、ホトケノザについてまとめてみました。

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仏の座(ホトケノザ)とは?

ホトケノザという名前は、花の下にある葉が『仏様の台座』に似ていることから由来しています。春の七草の一つとして紹介されることがありますが、正しくは別の植物、『コオニタビラコ』が春の七草の中に含まれます。

よく見るとホトケノザの花は紫色でとても可愛らしくないでしょうか?春の3月から6月ごろまで、北海道を除く全国で見ることができます。大きさは約10~30cm程度になります。

チェック
【観測場所】 道ばた、畑、空き地
【花の咲く時期】 3~6月
【分布】 日本全国
【高さ】 10~30cm

ホトケノザ(仏の座)は土を改良する!?

多くの人が、草はむしるものであり、雑草は根っこから取り除くものだと考えているかもしれません。私も同じように考えていました。写真では、私がにんにく畑からホトケノザを取り除いているところです(笑)。

しかし、実はホトケノザの根っこは土壌改良に役立つことが分かっています。ホトケノザの茎を刈り取った後、根っこを残しておくと、土壌中の微生物が根っこを分解し、土の成分を改善してくれます。さらに、根を残しておくことで、土壌の排水性や通気性も改善することができます。

そのため、できるだけ根っこが邪魔にならない限り、ホトケノザを抜かずに根っこを残すことが良い方法です!

チェック
ホトケノザは土の成分醸成し土壌を改良
ホトケノザの根は排水性、通気性を改善
邪魔にならならなけば抜かない方が良い草

ホトケノザは土壌の診断役

参照元:カクイチ

参照カクイチ

雑草はただ生えているだけではなく、土壌の状態を表しています。上の図のように、土壌のpH値によって生えてくる雑草が異なってきます。ホトケノザが生えている場所は、土壌のpH値が約6.5程度であることを示しています。そのような土壌には、結球野菜(キャベツ、レタスなど)を育てることができるため、肥沃な畑と言えます。

草が生えている状態から、土壌の状態を判断できるのでまさに畑の診断役とも言えます。私の畑でも、1年前はスギナが多く生えていましたが、様々な方法で対策を取った結果、翌年にはホトケノザが生えてきました。ホトケノザの重要性を理解し、自分の畑の改善が目で見れて、とてもうれしく思いました!

まとめ ホトケノザが生える畑は良い畑

いかがでしたか?ホトケノザはただの草だと思っていましたが、実は土壌改善や畑の状態を見る診断役でもあったんです。知れば知るほど、畑の草を見るのが楽しくなってきました。土壌分析で詳しい診断をすることもできますが、そのコストがかかります。でも、草を見るだけでも、畑の土の状態をおおまかに把握できるんです。これは本当にありがたいことです。ホトケノザについて調べてみたら、実はすごかったんです。次は別の雑草についても調べてみようと思います。

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